私は入金額600万円で9通貨ペアをトラリピ運用しています。
2019年の10月から運用開始したので、初めて年間の運用実績をまとめることができるようになりました。
この記事では2020年のトラリピ運用実績を紹介する内容になっています。
2020年の利益総額は約120万円
2020年の各通貨ペア毎の決済額累計を表にまとめました。
通貨ペア | 決済額累計 |
USD/JPY | 103,564円 |
EUR/JPY | 175,645円 |
EUR/USD | 106,403円 |
AUD/JPY | 202,524円 |
AUD/USD | 90,955円 |
AUD/NZD | 10,454円 |
NZD/JPY | 154,719円 |
NZD/USD | 127,520円 |
CAD/JPY | 267,478円 |
合計 | 1,239,262円 |
AUD/JPYとCAD/JPYが優秀ですね。
一方でUSD/JPY・EUR/USD・AUD/USDはイマイチ。
AUD/NZDは2020年9月28日に登場した通貨ペアなので、決済額累計は当然一番低いです。
年間で約120万円の利益なので、1ヶ月あたり約10万円の利益。
学生時代にアルバイトで月10万円程度稼いでたので、そう考えると約10万円の不労所得ってかなり大きいですよね。
600万円の元手に対して120万円の利益ということは、年利20%という驚異の数字。
ただし、120万円に対して確定申告で税金が掛かっちゃうんですけどね。
私のトラリピ設定は次の記事で紹介していますのでご覧ください。
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トラリピで毎月5万円の不労所得を目指す【設定&運用実績公開】
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2020年のマイナススワップ
2020年のマイナススワップを表にまとめました。
通貨ペア | マイナススワップ |
USD/JPY | ー28,951円 |
EUR/JPY | ー6,707円 |
EUR/USD | ー14,970円 |
AUD/JPY | ー352円 |
AUD/USD | ー33,478円 |
AUD/NZD | 0円 |
NZD/JPY | ー4,780円 |
NZD/USD | ー38,176円 |
CAD/JPY | ー1円 |
合計 | ー127,415円 |
AUD/NZDはキャンペーン期間中なのでスワップ0です。
USD/JPY・AUD/USD・NZD/USDはマイナススワップが大きいですね。
特に、USD/JPYとAUD/USDは決済額が小さい通貨ペアだと先ほど紹介したのを踏まえると、マイナススワップが足を引っ張っているとも考察できます。
2020年のプラススワップ
2020年のプラススワップを表にまとめました。
通貨ペア | プラススワップ |
USD/JPY | 12円 |
EUR/JPY | 292円 |
EUR/USD | 3円 |
AUD/JPY | 8円 |
AUD/USD | 0円 |
AUD/NZD | 0円 |
NZD/JPY | 82円 |
NZD/USD | 5円 |
CAD/JPY | 565円 |
合計 | 967円 |
高金利通貨ペアで運用しているわけではないので、プラススワップは微々たるもの。
特筆すべきはCAD/JPY。
決済総額が優秀&マイナススワップが小さい&プラススワップが大きいという一石三鳥な通貨ペアなのでトラリピ向きだと分かります。
2020年のATRと利益金額
通貨ペア | ATR(2020年の1年間) | 利益金額 |
USD/JPY | 0.71573 | 811円 |
EUR/JPY | 0.92915 | 1089円 |
EUR/USD | 0.00842 | 8.77ドル |
AUD/JPY | 0.8628 | 888円 |
AUD/USD | 0.00783 | 7.32ドル |
AUD/NZD | 0.00625 | 6.97NZD |
NZD/JPY | 0.79841 | 820円 |
NZD/USD | 0.00709 | 7.16ドル |
CAD/JPY | 0.72884 | 847円 |
AUD/USD以外は、利益金額>『ATR×1000』となっています。
これは決済チャンスを逃していた可能性が高いことを示しています。
もう少し利益金額を低く設定しておいたほうが良かった、ということですね。
2021年の利益金額を2020年までのATRを参考に計算しなおしています。
詳細は次の記事をご覧ください。
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2021年版のトラリピ利益金額を公開【ATRを元に算出しました】
私は2019年に600万円を元手にマネースクエアのトラリピ運用を開始しました。 2021年がスタートしたのを機に、2020年のATRを加味した利益金額を再計算しました。 & ...
利益金額の設定が高かったという考えは2020年の1年間のATRを基準にした場合。
コロナショックの影響を大きく受けた2020年3月~6月の4ヶ月間を見ると、利益金額が高かったとは言い切れません。
通貨ペア | ATR(2020年3月~6月) | 利益金額 |
USD/JPY | 1.02451 | 811円 |
EUR/JPY | 1.22521 | 1089円 |
EUR/USD | 0.10973 | 8.77ドル |
AUD/JPY | 1.28868 | 888円 |
AUD/USD | 0.01142 | 7.32ドル |
AUD/NZD | 0.00839 | 6.97NZD |
NZD/JPY | 1.16474 | 820円 |
NZD/USD | 0.01013 | 7.16ドル |
CAD/JPY | 1.07037 | 847円 |
全ての通貨ペアで、利益金額が『ATR×1000』を大きく下回っています。
この期間に限って言えば、利益金額は低すぎました。(利益の取りこぼしがとても多かった。)
まとめ
2020年はコロナショック、アメリカ大統領選挙など為替が大きく動く出来事が多かったです。
特にコロナショックのインパクトは凄まじかったです。
コロナショックがなかったら、年間約120万円もの利益は生み出せなかったでしょう。
2021年はどんな年になるのか分かりませんが、欲を言えばいいニュースで為替が大きく動く年であってほしいですね。