
- 1日中為替を見る時間が無い!
- 相場の予想なんて難しくて無理!
- 「もっと上がるかも」といった欲が取引の邪魔をする!
FXで運用されている方の、こんなお悩みを解決する記事になっています。
マネースクエアのトラリピなら、だれでもほったらかしで不労所得が得られる仕組みが作れますよ!
なぜなら、裁量トレードに失敗して長続きしなかった私でも、600万円の資金で約5万円/月の不労所得を得ているからです。
この記事ではトラリピの仕組みやリスクを解説しつつ、私のトラリピ設定も公開しています。
この記事を読み終えることで、トラリピのメリット・デメリットが理解でき、自分に合った設定が組めるようになりますよ。
運用資金&設定&実績の公開
運用資金600万円で約5万円/月の不労所得
トラリピを知るきっかけとなったのが、鈴さん(@semiritaia_suzu)のツイートでした。
鈴さんはトラリピ界では超有名な方で、再現性の高い手法をブログで公開してくれています。
鈴さんの設定を完コピするには2000万円以上の資金が必要ですが、私にはそんな大金ありません。
そこで、私が用意できる資金の範囲内で、鈴さんの設定を自分なりにカスタマイズして、現在は600万円を元手に運用しています。
現在は10通貨ペアの運用で、月平均5万円以上の不労所得が発生しています。
こちらのスクショは2021年10月時点の口座状況です。
トラリピを開始したのが2019年8月なので、2年2か月で約120万円資産が増えてます。
同じ資金&同じ設定を組めば誰でも月平均5万円以上の不労所得が目指せます。
※あくまでも平均であって、必ず5万円/月が約束されるわけではありません。
トラリピ設定の公開
ここからは、私のトラリピ設定を公開します。
鈴さんの設定を独自にカスタマイズしてますが、基本的にほったらかし。
設定変更は年に1~2回程度です。
USD/JPYの設定
USD/JPYの設定については以下の記事で細かく解説しているのでご覧ください。
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USD/JPYのトラリピ設定公開&解説【真似してOKです】
私はマネースクエアのトラリピで複数通貨ペアの運用をすることで、月5万円の不労所得を得ています。 この記事では、私のトラリピ設定のうちUSD/JPYについて細かく解説します。 ...
EUR/JPYの設定
EUR/USDの設定
EUR/GBPの設定
AUD/JPYの設定
AUD/USDの設定
AUD/NZDの設定
AUD/NZDの設定については以下の記事で細かく解説しているのでご覧ください。
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【トラリピ】新通貨ペアAUD/NZDの運用開始(設定公開)
2020年9月26日にスタートしたトラリピの新通貨ペアAUD/NZD。 通称「オージーキウイ」。 マネースクエアのトラリピ史上最強の通貨ペアとのことで、Twi ...
NZD/JPYの設定
NZD/USDの設定
CAD/JPYの設定
少ない資金での運用なら通貨ペアやトラップ本数を減らす
鈴さんは2000万円以上で運用されていて、トラップ間隔は0.1ドル。
それに対して私は600万円での運用なので、トラップ間隔は約0.3ドル。
運用資金が鈴さんに比べて1/3以下なので、トラップ間隔を3倍にしてリスクを抑えてます。
運用実績の公開
2019年8月1日に400万円入金してスタートしました。
運用する通貨ペアを増やすため&コロナショックを乗り切るために、途中で200万円追加入金したので現在は600万円で運用中です。
以下の表はトラリピを始めた2019年8月以降の決済額(利益確定額)の合計値を月単位で集計した表です。
月 | 決済の月累計額 |
8月 | 74,859円 |
9月 | 43,632円 |
10月 | 49,059円 |
11月 | 19,015円 |
12月 | 25,507円 |
年平均 | 42,324円 |
月 | 決済の月累計額 |
1月 | 35,059円 |
2月 | 55,226円 |
3月 | 471,272円 |
4月 | 116,185円 |
5月 | 96,291円 |
6月 | 125,932円 |
7月 | 46,186円 |
8月 | 71,657円 |
9月 | 44,565円 |
10月 | 45,198円 |
11月 | 82,010円 |
12月 | 49,671円 |
年平均 | 103,272円 |
通算平均 | 85,372円 |
月 | 決済の月累計額 |
1月 | 48,737円 |
2月 | 75,048円 |
3月 | 81,727円 |
4月 | 46,128円 |
5月 | 51,291円 |
6月 | 66,283円 |
7月 | 81,096円 |
8月 | 60,149円 |
9月 | 61,060円 |
10月 | 84,091円 |
11月 | 83,485円 |
12月 | 101,175円 |
年平均 | 70,023円 |
通算平均 | 79,020円 |
月 | 決済の月累計額 |
1月 | 72,477円 |
2月 | 100,453円 |
3月 | 128,020円 |
4月 | -666,354円 |
年平均 | -91,3521円 |
通算平均 | 58,369円 |
コロナショックが起こった2020年は利益が爆発的に増えてます。
コロナショックが起きた2020年を除いても月平均約5万円前後の利益が続いていることが分かります。
2022年4月に大きくマイナスを計上した理由は、急激な円安を受けてクロス円を損切りしたからです。
そもそもトラリピって何?
トラリピはマネースクエアが提供しているFX自動売買サービスです。
特徴としては次の通り。
トラリピの特徴
- 24時間自動で売買を繰り返してくれる。
- 相場を予想する必要が無い。
- 荒れ相場に強い。
1日中チャートを見る必要もないし、為替の上下を予想する必要もないので、サラリーマンにはうってつけのサービス。
2020年の運用実績を見て頂くと分かりますが、トラリピは荒れ相場に強いという特徴を持っています。
リーマンショックやコロナショックなどで相場が大荒れした時に、利益が爆発的に増えます。
注文はたったの4ステップで完了
簡単な流れ
- 通貨ペアを選択
- ポジションを選択
- レンジを指定
- 利益金額を指定
各ステップ毎に詳しく解説します。
注意点をまとめた記事もあるので参考にしてください。
step
1通貨ペアの選択
通貨ペアを選択します。
おすすめの通貨ペアと注意点をまとめた記事はこちらです。
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トラリピでおすすめの通貨ペアと注意点【新興国通貨ペアは危険】
トラリピのおすすめ通貨ペアが知りたい リスクの高い通貨ペアはどれ? 通貨ペアは複数選択したほうがいいの? こんなお悩みを解決する記事になっています。 マネースクエアのトラリ ...
step
2ポジションを選択
「買ってから売る」のか「売ってから買う」のかを選択します。
買ってから売る(買いポジション):買 → 安い時は買ってから売る
売ってから買う(売りポジション):売 → 高い時は売ってから買い戻す
step
3レンジを指定
イフダン注文を仕掛けるレンジと、レンジ内に仕掛けるトラップ本数とトラップ間隔(トラップ値幅)を指定します。
「トラップ値幅を指定」ボタンを押すと、以下の画面でレンジ&トラップ間隔(トラップ値幅)&トラップ本数が一括指定できます。
なお、ポジションとレンジを設定する場合、トラリピでは絶対必須の「ハーフアンドハーフ」という手法を元に設定するのがおススメ。
ハーフアンドハーフについては次の記事をご覧ください。
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トラリピはハーフアンドハーフがおススメ【証拠金が抑えられます】
ハーフアンドハーフはどういう仕組み? そもそもポジションって何? 何を基準にポジションを選べばいいの? こんなお悩みを解決する記事になっています。 マネースクエアの公式HPでも紹介されて ...
step
4利益金額を指定
1回の利益確定で狙う金額を指定します。
利益金額をいくらにすればいいのか分からない場合は、次の記事をご覧ください。
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トラリピの利益金額を公開【利益金額の設定はATRを参考に】
利益金額をいくらにすればいいのか分からない! どうやって利益金額を考えたらいいの? こんなお悩みを解決する記事になっています。 この記事ではATRというテクニカル分析指標を ...
注文金額について
注文のステップで触れませんでしたが、注文金額を指定する欄があります。
私と同じ通貨ペアで運用する場合は、この設定は変えずに0.1のまま(1000通貨単位)でOK。
莫大な金額(億単位)で運用する場合は変更しても良いですが、そうではない場合は最小の0.1のままにしましょう。
これより大きな値にしてしまうと、それに比例して資金が必要になります。
決済トレールとストップロス
注文のステップで触れませんでしたが、決済トレールとストップロスを設定する欄があります。
決済トレールはトラリピ公式HPをご覧ください。
ストップロスは、指定したレートになったら強制的に保有しているポジションを全て決済させる救済措置です。
私の設定はかなり余裕のある設定なのでストップロスはOFFにしてあります。
余裕のない設定で運用している場合はONにしたほうがいいかもしれません。
トラリピのメリット
まずはトラリピのメリットについて解説します。
メリット
- 24時間自動で売買してくれる
- 相場を予想する必要がない
- 人間の欲望を排除した取引ができる
- 荒れ相場に強い
- 注文を繰り返す度にポイントがもらえる(おまけ)
24時間自動で売買してくれる
仕事をしている間も寝ている間も、設定した注文に従って自動で売買を繰り返してくれます。
そのため、1日中為替をチェックしながら取引する必要がありません。
注文成立の通知メールが届くので、朝起きてメールを確認するのが楽しみになりますよ。
仕事中も注文メールが気になっちゃうんですけどね(笑)
参考までに、夜中に決済(利益確定)された取引結果を載せてみました。
成立日時が決済された時間です。
日付を跨いだ直後でもきちんと仕事をしてくれていることが分かります。
相場を予想する必要がない
設定した内容で機械的に取引を繰り返してくれるので、経済指標など難しい情報収集や分析が不要です。
トラリピと出会う前、私は毎月第1金曜日にアメリカの雇用統計に関する情報を調べてました。
市場予想より良い結果か?悪い結果か?を予想して博打感覚で取引してました。
トラリピはこのような面倒くさいことは一切不要です。
人間の欲望を排除した取引ができる
取引していると「もっと上がるかも」「もっと下がるかも」といった欲が出てしまいますよね。
そのせいで損切りや利確のチャンスを逃すのはしょっちゅうです。
トラリピは設定した内容で機械的に取引を繰り返すので、欲を排除した取引ができます。
荒れ相場に強い
リーマンショックやコロナショックなど、荒れ相場に強いという特性があります。
相場が荒れるとトラップに引っかかりやすい上に、狙った利益確定金額に達しやすいです。
2020年3月のコロナショックでは約50万円の利益が発生しました。
参考までにコロナショック真っ只中の取引結果を載せてみました。
注文日時から成立日時までの期間が短く、短時間に複数の通貨ペアで決済されていることが分かります。
このように、荒れ相場の時は短時間で新規⇔決済を繰り返すので一気に利益が膨らみます。
注文を繰り返す度にポイントがもらえる(おまけ)
トラリピで注文を繰り返す度に独自のポイントがもらます。
ポイントの使い道は色々あって、現金化したり、ギフトカードと交換が可能です。
また、期間限定で入金額に応じてポイントがたくさんもらえるキャンペーンもあるので、口座開設&入金はキャンペーンを狙うのもアリです。
トラリピのデメリット
トラリピのデメリットを解説します。
デメリット
- 安定相場だと利益が発生しづらい
- マイナススワップが厄介(ハーフアンドハーフ)
安定相場だと利益が発生しづらい
安定相場だと、当然ボラティリティが低いので注文成立しづらいです。
2019年10月~2019年11月にかけての安定相場では約2万円/月の利益しか発生しませんでした。
マイナススワップが厄介(ハーフアンドハーフ)
トラリピで絶対必須の手法「ハーフアンドハーフ」だと、マイナススワップが発生するポジションを抱えるリスクがあります。
例えば、このスクショの「実現損益」は赤文字のマイナスになっています。
これは損失で決済されたことを意味しています。
原因は、
『利益金額』<『マイナススワップの累積額』
の状態で決済されたから。
ただ、このデメリットは微々たるものです。
なぜなら、私がトラリピで取引を開始した2019年8月1日から2020年6月1日までの期間で、マイナススワップが上回った決済の合計は18回(-1,747円)だったからです。
まとめ
マネースクエアのトラリピはハーフアンドハーフを原則に幅広いレンジで設定を組んでおけば、基本的にほったらかしでOKです。
私と同じ資金&同じ設定で運用すれば同じ利益が生み出せますが、資産運用は自己責任。
きちんと仕組みを理解したうえで、自分の資金に合わせて設定を組んでください。
最後におさらいです。
- トラリピは一度設定すればほったらかし
- トラリピは荒れ相場に強い
- トラリピは欲を排除して機械的に取引してくれる
- ハーフ&ハーフだとマイナススワップが蓄積するリスクあり
- 通貨ペア選びは要注意
- 最適な利益金額の計算が必要