
- 暗号資産を売買する「取引所」「販売所」の違いを教えて!
- それぞれどんなメリットとデメリットがあるの?
こんなお悩みを解決する記事になってます。
この記事で「取引所」「販売所」の違いを理解すれば、初心者でもニーズにあった業者を選ぶことができるようになりますよ!
「取引所」「販売所」の違いを知っておかないと、知らないうちに損することもあるので、ぜひこの記事で覚えてください。
取引所と販売所の違い①:売買する相手
取引所と販売所では「だれを相手に売買するか?」が違います。
取引所は相手が人
人を相手に売買するのが取引所。
業者は人と人の仲介役ですね。
買い手と売り手の需要と供給で暗号資産の値段が決まります。
販売所は相手が業者
業者を相手に暗号資産の売買をするのが販売所。
業者が決めた値段で暗号資産の売買をします。
取引所と販売所の違い②:最低取引数量
暗号資産の売買では「最低取引数量」が決められています。
取引所と販売所では、この「最低取引数量」が違うケースが多いです。
主に「取引所」のほうが最低取引数量が大きい業者がほとんど。
ビットコインを例に、大手業者を比較してみました。
コインチェック | ビットフライヤー | DMM Bitcoin | |
取引所 | 0.005BTCかつ500円 | 0.001BTC | 取引所無し |
販売所 | 0.001BTCかつ500円 | 0.00000001BTC | 0.0001BTC |
ごらんの通り、小額で暗号資産を購入するためには販売所での取引になることが分かると思います。
DMM Bitcoinは販売所に特化した使いやすいアプリになってて、口座開設するだけでもらえる2000円ですぐに暗号資産が買えるのでおススメです。
口座開設から暗号資産購入までの流れを次の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
-
-
DMM Bitcoinで口座開設から取引までの流れ【完全初心者】
DMM Bitcoinの口座開設方法が知りたい! 口座開設したあとの暗号資産購入方法を教えて! こんなお悩みを解決する記事になっています。 私も手続きする前は「面倒くさそうなだぁ」と思っ ...
続きを見る
取引所と販売所の違い③:手数料(スプレッド)
大手業者は取引手数料無料と宣伝しているところがほとんど。
この「取引手数料無料」をうのみにして、「取引所」「販売所」の違いも知らずに暗号資産の売買をすると、知らないうちに数万円損するケースがあるので要注意!
「見えない手数料」とも言われるスプレッドの存在を理解しましょう。
取引所も販売所もスプレッドが発生
取引所であっても販売所であっても、必ずスプレッドが発生します。
スプレッドは買値と売値の差のこと。
FXだとスプレッドが「0.1銭」のように小さいことが多いですが、暗号資産は比べ物にならないくらいスプレッドが大きいです。
こちらはDMM Bitcoinのスマホアプリの画面です。
買値と売値の差が83,452円もあります。
これがスプレッドです。
買った瞬間に売ると83,452円損することになり、これが業者に支払う実質の手数料となります。
販売所はスプレッドが大きいのでコストは高くなりますが、最小取引数量が小さく設定されていることが多いので小額で始める方にオススメです。
取引所のほうがスプレッドが小さい
販売所より取引所のほうがスプレッドが小さいです。
こちらはコインチェックの取引所の画面です。
一番安い買値と売値の差が1,400円で、販売所のスプレッドより小さいことが分かります。
取引所は最小取引数量が高めに設定されていることが多いのでまとまった資金が必要ですが、徹底的にコストを抑えたい方にオススメです。
取引所と販売所のメリット・デメリット
ここまでは取引所と販売所の違いを解説してきました。
ここからは取引所と販売所のメリット・デメリットを解説します。
メリット
取引所 | 販売所 |
|
|
デメリット
取引所 | 販売所 |
|
|
まとめ
この記事で「取引所」と「販売所」の違いが理解できたと思います。
この違いを知らずに暗号資産の取引をすると、知らないうちに損をする可能性があることも理解できましたよね。
最後にもう一度おさらいです。
- 「取引所」は人を相手に売買。スプレッドは小さいけどまとまった資金が必要。コスト重視の方にオススメ。
- 「販売所」は業者を相手に売買。スプレッドは大きいけど小額で取引できる。小額で始めたい方にオススメ。
スプレッドを意識しつつ、用意できる資金に合わせて業者を選びましょうね。