資産運用

株価指数CFDでコツコツ積み立て運用【個別銘柄の知識不要です】

  • CFDって何?
  • CFDのメリットとリスクが知りたい

こんなお悩みを解決する記事になっています。

私は大学卒業後から日本株で資産運用を始めましたが、リスクヘッジのためにCFD取引で外国株の運用も始めました。

この記事ではCFD取引について解説しつつ、メリットとリスクを踏まえながら運用実績を公開します。

CFDとは?

CFDとは「Contract For Difference」の頭文字をとった略語です。

日本語で「差金決済取引」と言います。

FXもCFD取引の一部で、他にもアメリカ(S&P500)・イギリス(FTSE100)などの株価指数や、原油・金・穀物なども取引の対象です。

証券会社によって取り扱っている商品が異なります。

レバレッジをかけて取引

CFD取引はレバレッジをかけて取引します。

そのため、少ない資金で大きな金額の取引が可能です。

FXを経験したことのある方なら分かると思いますが、これはメリットでもありデメリットでもあります。

大きな利益が期待できる反面、大きな損失を抱えるリスクも伴います。

取引可能時間が長い

外国の株価指数CFDは、外国の証券取引所の営業時間に当たる日本時間の夕方から翌朝にかけて取引できます。

金の取引時間は朝の7時から翌朝6時までなど、非常に長いです。

つまり、どの時間帯でも何かしらの金融商品が取引できるという特徴があります。

買いと売りの両方可能

FXもそうですが、買いと売りどちらからでも始められます。

日本株の信用取引(空売り)は、証券会社によっては特別な手続きが必要ですが、CFD取引は一切ありません。

CFD取引のメリット

CFD取引のメリットを紹介します。

  1. インカムゲインが発生する
  2. 外国株の取り引きに関する知識が不要

インカムゲインが発生する

取引する商品によってはインカムゲインが発生します。

私が運用しているイギリスのFTSE100は、買いポジションの場合に安定した配当金がもらえます。

以下の図はFTSE100を保有している場合にもらえる配当金の一覧表です。

売りポジションの場合はマイナスの配当金です。(FXだとマイナススワップのイメージ)

買いポジションの場合はプラスの配当金で、定期的に数百円~千円前後が受け取れることが分かります。

外国株の取り引きに関する知識が不要

私は外国株の個別銘柄に投資するための知識が全く無いので、株価指数連動型のCFDに投資しています。

株価指数は、その国の上場企業の中から代表的な銘柄を厳選して指数化されたものです。

そのため、個別銘柄を1つ1つチェックする必要が無く、優良企業にまとめて分散投資しているのと同じ効果があります。

株価指数CFDなら米英独の指数

株価指数CFDなら、アメリカのS&P500、イギリスのFTSE100、ドイツのDAX30がおススメです。

私はこのうちS&P500とFTSE100の運用をしています。

ドイツのDAX30は資金が増えたら運用開始予定です。

アメリカの優良企業500社に分散投資できるS&P500

S&P500はアメリカのニューヨーク証券取引所とナスダックに上場している銘柄の中から代表的な500銘柄の株価を指数化したものです。

S&P500への投資は、アメリカの優良企業500社にまとめて分散投資していることになります。

イギリスの優良企業100社に分散投資できるFTSE100

FTSE100はイギリスのロンドン証券取引所に上場している時価総額上位100銘柄の株価を指数化したものです。

FTSE100への投資は、イギリスの優良企業TOP100にまとめて分散投資していることになります。

ドイツの優良企業30社に分散投資できるDAX30

DAX30はドイツのフランクフルト証券取引所に上場する優良企業30社の株価を指数化したものです。

DAX30への投資は、ドイツの優良企業30社にまとめて分散投資していることになります。

S&P500/FTSE100/DAX30は上昇相場

なぜS&P500・FTSE100・DAX30へ投資しているのかというと、どれも長期的に上昇相場だからです。

これらの株価指数は、上場企業の中の優良銘柄で構成されているので、必然的にチャートは長期的に上昇相場となります。

【日経225】

上記のチャートは日経225です。

上昇相場でないことは一目瞭然です。

日経225は高いインカムゲインが発生しますが、高値でポジションを保有してしまうと、含み損が大きくなってしまうリスクが高いので投資対象にしてません。

【S&P500】

上記のチャートはS&P500です。

高いインカムゲインは期待できませんが、はっきりとした上昇相場であることから、キャピタルゲイン狙いで投資として選びました。

【FTSE100】

上記のチャートはFTSE100です。

S&P500ほどではありませんが、全体的に上昇相場です。

また、FTSE100は安定したインカムゲインが発生するため投資先として選びました。

【DAX30】

上記のチャートはDAX30です。

インカムゲインはあまり期待できませんが、S&P500と同じように上昇相場であることがはっきりと分かります。

CFD取引のリスク

先述の通り、CFD取引はレバレッジをかけて取引するので、想定とは逆方向に相場が動くと大きな含み損を抱えるリスクがあります。

証拠金に余裕を持たせないと、すぐにロスカットしてしまうので注意が必要です。

また、取引する商品やポジションによっては調整額(価格調整額/金利調整額/権利調整額)を支払う必要があります。

調整額の支払いは1ポジション当たり微々たる金額ですが、保有するポジションが増えると足枷となるので厄介です。

運用実績公開

株価指数CFDでの運用は、GMOクリック証券に口座を開設して、2020年6月17日に軍資金30万円でスタートしました。

長期運用を原則に不定期で積み立てていく予定です。

取引方法と、運用開始から3ヶ月経過した時点の運用実績の詳細は以下の記事をご覧ください。

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まとめ

CFDはレバレッジをかけて取引するためリスクは高いですが、運用スタイルに合わせて投資対象の商品を選べば、決して危険な取引にはなりません。

長期で運用する場合は株価指数CFDがおススメです。

株価指数は上場企業の中の代表的な銘柄の株価を指数化したものなので、株価指数CFDでの運用は大手優良企業にまとめて分散投資するのと同じ効果があります。

  • 上昇相場の株価指数かどうか?
  • 安定したインカムゲインが発生するか?

このような視点で投資対象の株価指数を探して運用してみて下さい。

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