
- CFD取引の始め方を教えてほしい
- CFD取引の実績が知りたい
こんなお悩みを解決する記事になっています。
私はGMOクリック証券に口座を開設し、軍資金30万円でCFD取引をスタートしました。
この記事の前半ではCFD取引の始め方を解説し、記事の後半ではCFD取引の運用を開始してから3ヶ月と6カ月経過後の実績を公開します。
CFD取引の始め方
CFD取引の投資対象となる商品は、外国為替(FX)、金や銀、原油、穀物、債券、個別株、株価指数など幅広いです。
取引開始までの流れは株やFXと同じです。
次の流れで簡単に始めることができます。
step
1投資したい商品を決める
証券会社によって取り扱う商品が違います。
どの商品に投資するかを決めてから証券会社を探しましょう。
step
2証券会社に口座を開設
証券会社が決まったら口座開設を申し込みましょう。
マイナンバーカードやマイナンバーの通知カードがあればネットだけで口座開設可能です。
私は株価指数CFDを投資対象としたので、評判の良いGMOクリック証券に口座を開設しました。
step
3開設した口座に運用資金を入金
口座開設が完了したら入金しましょう。
CFD取引はレバレッジをかけるので証拠金が必要になります。
十分余裕を持った資金を準備してください。
株価指数CFDの注文(GMOクリック証券)
私が利用しているGMOクリック証券で株価指数CFDを注文する際の流れを紹介します。
step
1指数を選択
通常注文で「指数・商品」の中から株価指数を選択します。
- 米国S500→S&P500
- イギリス100→FTSE100
- ドイツ30→DAX30
step
2注文内容を指定
ポジション(売買)の選択、注文タイプ、取引数量、スリッページを指定します。
私はある程度資金が確保できたタイミングで積み立てるスタンスなので、指値注文など複雑なことはせずに成行注文で、スリッページも指定しません。
取引数量を元に必要証拠金が表示されるので参考にしてください。
なお、この後にロスカットレートを指定しますが、その際に必要証拠金とは別に拘束証拠金が必要になりますので、資金は余裕を持たせましょう。
step
3注文確定したらロスカットレートを指定
注文確定したら、必ずロスカットレートを指定しましょう。
建玉一覧からロスカットレートが指定できます。
ポジション単位でロスカットレートの指定ができますが、一括変更が便利です。
ロスカットレートの指定は慎重に!
ロスカットレートを指定する際に拘束証拠金が計算できます。
ロスカットレートを高くすると拘束証拠金は減りますがロスカットのリスクは高くなります。
逆に、ロスカットレートを低くすると拘束証拠金は増えますがロスカットのリスクは低くなります。
上記の図はロスカットレートを4000から5000に変更する場合のスクショです。
拘束証拠金が減っているのが分かります。
ロスカットレートは過去のチャートと余力資金で判断
ロスカットレートの最適な値は誰にも分かりません。
過去のチャートや余力資金に合わせて設定してください。
参考:ロスカットレートの考え方
参考までに、私のロスカットレートを解説します。
S&P500のロスカットレートは2000
S&P500のロスカットレートは2000に設定してます。
その根拠を説明します。
このチャートはS&P500のチャートです。
このチャートから次の点を読み取り、ロスカットレートは2000にしています。
- 長期的に強い上昇相場である。
- コロナショックで大暴落した時期でも2000を下回ってない
資金に若干余力があるため、仮にロスカットレートの2000付近まで下落した場合は、ロスカットレートをさらに下げるつもりです。
FTSE100のロスカットレートは4000
FTSE100のロスカットレートは4000に設定してます。
その根拠を説明します。
このチャートはFTSE100のチャートです。
このチャートから次の点を読み取り、ロスカットレートは4000にしています。
- S&P500ほどではないが、長期的に上昇相場
- コロナショックで大暴落した時期でも4000を下回ってない
FTSE100についても、仮にロスカットレートの4000付近まで下落した場合は、ロスカットレートをさらに下げるつもりです。
CFD取引の実績(運用開始から3ヶ月経過後)
2020年6月17日に軍資金30万円でスタートしてから3カ月経過した2020年9月26日時点の状況です。
銘柄 | 建玉数 | 評価損益 |
FTSE100 | 3 | ー8,835円 |
S&P500 | 1 | +18,130円 |
コロナショックの大暴落から立ち直った後に始めましたが、S&P500については1度も評価額がマイナスになることはありませんでした。
FTSE100については上昇下落を繰り返しながら、結果的には評価額がマイナスになっています。
ただ、S&P500とFTSE100のトータルではプラスなので、まずまずといったところです。
CFD取引の実績(運用開始から6ヶ月経過後)
こちらのキャプチャ↑は「はっちゅう君CFD」というGMOクリック証券のアプリ画面です。
約6か月経過後の実績はこの画面キャプチャの通り。
S&P500もFTSE100も、全ての建玉でプラスに転じてます。
ちょうど30万円の入金で、半年後に約10万円の含み益。
配当金(金利/価格調整額)も受け取れて、積み立て投資に最適なことが分かると思います。
まとめ
マイナンバーカードのおかげで口座開設の手続きが簡単になり、手軽にCFD取引が始めることができるようになりました。
株価指数CFDは、上場企業の中の優良銘柄にまとめて分散投資できる非常に便利な取引です。
レバレッジをかけるのでリスクは高いですが、長期運用であれば上昇相場の銘柄を選んだうえで、ロスカットレートを適切に設定すればメリットの大きい資産運用です。
是非、この記事を読んでCFD取引にチャレンジしてみて下さい。