2020年9月26日にスタートしたトラリピの新通貨ペアAUD/NZD。
通称「オージーキウイ」。
マネースクエアのトラリピ史上最強の通貨ペアとのことで、Twitterでも賑わっています。
私もこの波に乗り遅れまいと早速設定を組んで運用を開始しました。
この記事では私のAUD/NZDのトラリピ設定について細かく解説する記事になっています。
AUD/NZDのトラリピ設定
まずは私のAUD/NZDのトラリピ設定を公開します。
買 | 売 | |
レンジ | 0.99952~1.18960 | 1.19152~1.38160 |
トラップ本数 | 100本 | 100本 |
トラップ値幅 | 0.00192 | 0.00192 |
利益金額 | 6.97 | 6.97 |
この設定だと、約100万円の資金が必要になります。
私のトラリピ設定の場合、他の通貨ペアの必要資金は150万円~200万円なので、AUD/NZDは圧倒的に資金効率が良いと言えます。
2021年に利益金額変更
2021年のスタートに合わせて利益金額を変更しています。
詳細は次の記事をご覧ください。
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AUD/NZDのレンジ幅
トラリピ史上最強の通貨ペアと言われている所以は、狭いレンジで激しい値動きをするからです。
確かに、2013年7月頃からのチャート(①の期間)だけみるとレンジ相場で、狭いレンジの中で上昇/下落を繰り返してます。
ただ、2011年(②の期間)まで遡ると、一概にレンジ相場とは言えず、下落相場の印象を受けます。
さらにチャートを遡ると下落相場とは言えず、全体的にはレンジを形成しているようにも見えます。
どういう戦略にするか迷う通貨ペアですね。
利益優先なら2013年以降のチャートが基準
利益優先で設定をするなら2013年7月のチャート(①の期間)まで遡ってハーフアンドハーフするのが良さそうです。
レンジ幅が狭いので利益を積み重ねやすいです。
2013年の7月に大きく下落しているので、それ以降の最高値と最安値から中央値を求めてみました。
最安値 | 0.99960(2020年3月) |
最高値 | 1.16600(2013年9月) |
中央値 | 1.08280 |
この設定だとレンジを外れる可能性が非常に高いので、以下のような対策を想定しておきましょう。
- レンジアウト付近にトラップを追加で仕掛ける
- トラリピの再設定
- 運用停止
なお、運用停止は最終手段なので、できればトラップの追加やトラリピ再設定がベターです。
トラリピ再設定する場合は、保有しているポジションを全て決済しないとややこしいことになるので、トラップの追加が望ましいです。
トラップ追加する余裕資金が無い場合、他の通貨ペアの運用を停止してAUD/NZDに注力するのもアリだと思います。
安全第一なら2011年前後のチャートまで考慮
リスクを避けて安全第一であれば2011年のチャート(②の期間)まで遡ってハーフアンドハーフにしましょう。
レンジ幅が広いのでレンジアウトするリスクを抑えられ、2001年1月以降の相場全てをカバーできる設定となります。
最安値 | 0.99960(2020年3月) |
最高値 | 1.37960(2011年3月) |
中央値 | 1.18960 |
私は基本的にほったらかしのスタンスなのでこちらの考え方で設定を組んできます。
AUD/NZDの利益金額
他の通貨ペアと同様にATRを元に利益金額を設定しました。
最適な利益金額の考え方については次の記事をご覧ください。
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トラリピの利益金額を公開【利益金額の設定はATRを参考に】
利益金額をいくらにすればいいのか分からない! どうやって利益金額を考えたらいいの? こんなお悩みを解決する記事になっています。 この記事ではATRというテクニカル分析指標を ...
AUD/NZDのヒストリカルデータは2015年9月14日以降しか取得できません。
そのため、2015年9月14日~2020年9月25日のATRから利益金額を求めました。
2015/9/14~2020/9/25のATR:0.006966264
→利益金額は6.97NZD
AUD/NZDのスワップポイント
2021年7月1日まではキャンペーン期間なので買いも売りもスワップ0で運用できます。
キャンペーン期間を過ぎると、買いも売りもマイナススワップが発生する可能性があります。
2020年9月1日時点の計算上スワップは、売りが-5円で買いが-10円です。(1万通貨あたり)
どちらのポジションでもマイナススワップで削られるのは痛いですが、他の通貨ペアのスワップと比べると気にするほどでもありません。
このチャートはAUD/USDですが、約5年以上買いポジションが続いてます。
AUD/USDの買スワップは2020年9月29日時点で-64円なので、AUD/NZDのマイナススワップのほうがはるかに小さいです。
このように考えると、AUD/NZDのマイナススワップは微々たるものだと思います。
まとめ
設定次第でハイリスクハイリターンとローリスクローリターンのどちらでも狙えるAUD/NZD。
他の通貨ペアに比べて運用スタイルに合わせて設定が組みやすいと思います。
スワップ0のキャンペーン期間を利用して、ぜひAUD/NZDのトラリピ運用をご検討ください。