2020年7月25日に初めてgoogleアドセンスの申請をしてから約5か月後の2020年12月19日に、ようやく合格通知が!
それまでに16回審査に落ち続けました。
そのほとんどが「コンテンツの量が不十分」という理由。
この記事ではgoogleアドセンス合格までに対応した内容を、次の3つにカテゴライズして紹介します。
- やるべき事
- やってはいけない(やらないほうがいい)事
- やらなくてもいい事
なかなかアドセンス申請に合格できない方は、この記事を読んで対策を練ってみてください。
やるべき事(やったほうがいい事)
まずはアドセンス審査に合格するためにやるべきことを紹介します。
メインメニューにカテゴリーを設置(やるべき事)
ブログ立ち上げ当初、記事一覧の固定記事をカテゴリー単位で作成して、これらの固定記事をヘッダーメニューに追加してました。
これをやめて、カスタマイズ>メニュー>メインメニューからカテゴリーをそのまま追加できることに気づき、この方法でメインメニューを作りました。
理由は、メインメニューにカテゴリを追加したら合格したという記事を見かけたからです。
手順は次の通り。
①カスタマイズのメニューを選択
②メインメニューを選択
③「項目を追加」を選択
④カテゴリーを選択して、登録済みのカテゴリーからメインメニューに追加
プライバシーポリシーの固定記事を掲載(やるべき事)
この記事を読んでいる方であれば、プライバシーポリシーが必須であることに辿り着いてると思います。
他の方の記事でコピペ可のプライバシーポリシーをそのまま流用しました。(ブログ名などは適宜変えてます。)
問い合わせフォームの固定記事を掲載(やるべき事)
問い合わせフォームについても必須であることに辿り着いてるはず。
私は「Contact Form 7」というプラグインで問い合わせフォームを掲載してます。
内容の薄い記事や文字数の少ない記事を下書きに戻す(やったほうがいい事)
「コンテンツの量が不十分」とは、文字通り量(記事もしくは文字数)が少ないという指摘です。
なので、客観的に内容の薄い記事、文字数の少ない記事(1000文字以下)は下書きに戻しました。
なお、「削除」ではなく「下書きに戻す」ほうがいいですよ。
理由は後ほど解説します。
記事のリライトで文字数を増やす
「内容が薄い」「文字数が足りない」といった記事は、まずリライトをしましょう。
リライトしても文字数が増えなかったり、内容が濃くならないと感じたら下書きに戻すほうがいいです。
せっかく書いた記事なのでお蔵入りするのはもったいないですからね。
削除した記事や下敷きに戻した記事のインデックス削除(やるべき事)
削除した記事と下書きに戻した記事は、何もしないとブラウザから開いた時に「Not Found」になります。
「Not Found」のページも1記事とみなされて内容が薄いと判定されるので、サーチコンソールの「削除」で該当記事のURLを削除しましょう。
これについてもググれば辿り着く対策の1つです。
サイトマップを登録&掲載
サイトマップには2種類あります。
1つはgoogle用のサイトマップ。
こちらについてはサーチコンソール&アナリティクス登録の過程で、ほとんどの方が対応済みだと思います。
問題は閲覧者向けのサイトマップ。
私は閲覧者向けのサイトマップを固定記事として掲載してませんでした。
「PS Auto Sitemap」というプラグインで簡単に作れるので、このプラグインでサイトマップを固定記事として掲載しましょう。
公開した記事のインデックス確認&記事のタイトル見直し(やったほうがいい事)
アドセンス合格直前にやったことが「記事のタイトル見直し」でした。
私は有料テーマのAFFINGER5を導入しているのでSEO対策はきちんとされてます。
「Google XML Sitemaps」のプラグインもインストール済みにもかかわらず、何日待ってもインデックス登録されない記事が3つありました。
ググると「内容の薄い記事はインデックス登録すらされない」という記事を見つけたので、リライトを繰り返したのですがそれでもダメ。
そこで視点を変えて、記事のタイトルを変えてみました。
すると翌日にインデックス登録されたのです!
インデックス登録されたことでgoogle的には記事の追加扱いなので、単純に記事の数が足りなかったことが原因かもしれませんが・・・。
私と同じようにインデックス登録されずに放置されている記事があれば、タイトルを見直すのは非常に有効だと思います。
「~です」「~ます」「~した」の言い回しをなるべく避ける(やったほうがいい事)
「~です。」「~ます。」「~した。」といった言い回しを繰り返す文章をなるべく避けました。
ブログ立ち上げ当初は、この言い回しを繰り返す文章ばっかりでお固い印象の記事ばかり。
アドセンス合格の対策をググった結果、読み手に訴えかけるような言い回しをしたほうがいいという記事を見かけたので参考にしてみました。
やってはいけない(やらないほうがいい)事
次に、アドセンスの審査に合格するためにやってはいけない事と、やらないほうがいい事を紹介します。
記事の複製(やってはいけない)
アドセンスの申請に初めて落ちた時の理由が『コンテンツが複製されているサイト』でした。
この理由で却下される原因は2つあります。
- 他人の記事のコピペ
- 自分のブログ内で記事の複製
他人の記事のコピペは厳禁
これは著作権的にNGです。
絶対やってはダメですよ!
自分のブログ内で記事複製もNG
私はこれが原因でした。
「Yoast Duplicate Post」というプラグインで、資産運用の週次報告や月次報告の記事を複製してました。
複製した記事を全て下書きに戻したら(もしくは削除したら)『コンテンツが複製されているサイト』を理由に落ちることが無くなりました。
その代わり、『コンテンツの量が不十分』が理由で審査に落ち続ける日々が始まりました。
落ちたその日のうちに再申請(やらないほうがいい)
16回審査に落ちた中で、たった1回だけその日のうちに再申請した時がありました。
その結果が出るまでかかった時間は1週間以上。
他の再申請は約1日以内に結果が届きました。
その日のうちに再申請すると結果が届くまでに時間がかかるようです。
記事の削除(やらないほうがいい)
削除した記事はゴミ箱に移動します。
ゴミ箱に移動すると30日後に完全削除されます。
私はこの仕組みを知らなかったので、丹精込めて作った記事が完全削除されてしまい復元不可能というミスを犯しました。
内容の薄い記事は削除ではなく下書きにもどすほうがいいでしょう。
やらなくてもいい事
最後に、アドセンス合格のためにやらなくてもいい事を紹介します。
プロフィールの固定記事を掲載
ブログを始めた当初、プロフィールの固定記事を掲載してました。
恥ずかしながら内容の濃いプロフィールではなかったので「内容が薄い」と判断されているのではないかと考え、思い切ってプロフィールの固定記事を削除しました。
その代わり、「Simple Local Avatars」というプラグインで簡単な自己紹介画面を設置しました。
プロフィールの固定記事が無くてもアドセンスの審査に合格したので必須ではないことは証明できてます。
プライバシーポリシーと問い合わせフォームをメインメニューに追加
プライバシーポリシーと問い合わせフォームをメインメニューに追加する必要ありません。
フッターメニューにあれば問題なし。
カテゴリに2記事以上掲載
アドセンスに合格した時の各カテゴリの記事数は次の通り。
カテゴリ | 記事数 |
資産運用 | 12 |
子育て | 7 |
医療事務 | 13 |
生活 | 1 |
生活のカテゴリに記事が1つしかない状態でアドセンスの審査に合格しました。
「各カテゴリに最低でも2~3記事掲載しましょう」という情報がありますが、必ずしもそうではなさそうです。
有料素材を使う
アドセンス合格目的に限った話ですが、有料素材を使う必要は全くありません。
当ブログは「shutterstock」の無料体験でDLした有料素材を10個程度使っているだけで、それ以外は「O-Dan」や「写真AC」で入手した無料素材か、自分で撮ったスクショなんです。
つまり、素材に一切お金をかけずにアドセンスに合格しました。
結局は試行錯誤(PDCA)の繰り返し
アドセンス合格までの道のりは長かったですよ。
道が分からない状態で、ゴールの見えないマラソンを走り続けてる感じでしたね。
全然合格できないので、記事の添削やアドバイスを請け負う人に頼もうかと真剣に悩んだほどです。
「アドセンス合格を目的に記事を書いてはいけない」というツイートを目にして「確かにその通りだな」と思って諦めかけたこともありました。
けど、記事を量産してしまうと、どの記事が原因で不合格になっているのかを突き止めるのが難しくなるので、記事数が少ないうちに合格しなきゃという気持ちがあったので粘り強くPDCAを繰り返しました。
その結果、合格することができたので、同じ悩みを抱えている方の手助けになればと思ってこの記事を書きました。
この記事を読んでアドセンス合格に近づいてくれれば幸いです。